オトコラム

第55号 模擬難聴の利用法

前回のオトコラムでも少しお話ししましたが・・・
模擬難聴の研究は、もともとは難聴の大変さを啓蒙し、難聴や補聴器の
研究開発の必要性を皆さんに理解してもらうために始まったんです。
もちろん、より良い補聴器を開発するためにも。

オトデザイナーズでは、この模擬難聴技術を仕事や生活の様々な場面で
活用することを提案してきています。

ビジネスの世界では、高齢者とのコミュニケーショントレーニングの
ツールとして、これはもうすでに使われ始めています。

日本の金融資産の80%を占めるとも言われる高齢者の皆さん。

相続税をアップしたり、医療費の自己負担を増やしたり・・・
国や自治体は、景気浮揚のために、高齢者の皆さんのお財布の紐を
ゆるめようと必死になっていますね。
企業でも、シニア向けの商品やサービスを拡充しようという動きが活発です。

でも、高齢者の皆さんの財布の紐は、なかなか緩んではくれません。

国も自治体も企業も、高齢者対応を強化して、皆さんとの円滑な
コミュニケーションを実現し、相手の気持ちを理解し、気分良く、安心して・・・

そして充実したセカンドライフに役立つような形で、高齢者の皆さんにドンドン!

お金を使ってもらってほしいものです。

そんな大切な高齢者対応ですが、これまでの高齢者対応セミナーなどは、
精神論的な内容ばかりでした。

いや、精神論が不要なわけではありませんよ!

でも、その前にやるべきこと、学ぶべきことがあるはずです!

なぜ今、オトデザイナーズの模擬難聴システムが注目されているかというと・・・

今までの高齢者対応セミナーなどとは違い、具体的な方法が身に付くからです。

自分の喋った声が、相手(高齢顧客)にはどう聞こえているかを実感し、
自分の喋り方のどこを直せばいいのかが分かるツールを使いながら、
正しい知識を身に付け、心身ともにスキルアップしていけるからなのです。

(2014.5.19)


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