オトコラム

第70号 高齢顧客の窓口応対は難しい!?

前回のオト・コラムで、日本は全体の27%が高齢者で、この27%の人たちが国全体の金融資産の半分以上を持っているっていうお話をしました。

オトデザイナーズには、様々な業種の皆さんから「高齢顧客からの支持を得るために、接客応対のクオリティを上げたい!」との相談が持ち掛けられてきます。

そりゃあ、そうでしょう。

人数も多くて、お金も持ってる顧客層なんですから。

頂くご相談の中で最も多いのは、やはり、

電話応対 窓口応対

の2つ、つまりは“直接的なコミュニケーションの向上”ですね。

ここで窓口応対には、電話応対とはまた違った難しさがあります。

最も違うのは“周囲の騒音”。

「うちの店舗は静かで、ゆったりとしたBGMくらいしか音は無いから、騒音なんて気にする必要ない!」

そんな声が聞こえてきそうですが・・・ホントにそうでしょうか!?

若い人には全く気にならないような小さな騒音でも、高齢者の言葉の聞き取りを落とす場合があるって、ご存知ですか?

BGM、空調機の音、周囲のお客さんや店員さんの話声・・・

静かだと言っても、全く無音ではないでしょう?

皆さんにとっては、ほとんど気にならないレベルの音かもしれませんが、こんな様々な音たちが、高齢者の言葉の聞き取りをすごく低下させているのです。

窓口応対で言葉がうまく伝わらないというのは、そのまま、その店、その企業への不信感につながります。

高齢顧客からの支持を得るどころか、「二度と行きたくない店」になってしまうのですよ。

じゃあ、大声で話しかけますか?

当メルマガの読者の皆さんなら、もうご存知ですよね?

高齢者に大声で話しかけても効果はありません。

うるさいだけで、言葉は伝わりませんよ。

窓口で大声なんて出したら、肝心のお客様には何も伝わらないで、周囲の関係ないお客さんに個人情報が聞こえてしまうかも!?

「Voice+(オリオン電機)」は、そんな状況で、高齢者が聞き取り難い言葉の成分だけを強調し、逆に大声の音量は抑えてくれるスピーカーシステムです。

単なる拡声器じゃありませんから。

話が伝わりやすくなって、驚くと思いますよ!

1度、試してみてくださいね。

(2018.2.19)


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